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生活保護制度の問題点

一方で「おにぎりが食べたい」と書き残して餓死していた男性の生活保護が打ち切られ、一方では「自分は目が見えない」と嘘を言っている人に保護費が加算されているところに、現在の生活保護制度の大いなる矛盾を感じます。

<生活保護詐欺>全盲装い5年で200万円、男逮捕 札幌(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080225-00000059-mai-soci

この容疑者は、障害がある場合に受給額が加算される制度を悪用し、目が見えるのに「視覚障害1級(全盲)」の認定を受け、07年11月〜08年2月の4カ月間で市から受給した生活保護費のうち、障害加算額と重度障害加算額の計16万4920円をだまし取った疑い。

生活保護制度は、憲法25条の「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」を基に生活保護法により規定されている国の制度ですが、現実の支給判断は自治体、特に窓口での判断にゆだねられているようで、「車があると駄目」とか「エアコンがあると駄目」とか何と理由をつけては、役所の窓口で簡単には生活保護の申請書を出せない風潮があるような気がします。逆に障害者手帳のように公的機関が認めた書類があると、私の知る限り比較的簡単に申請を受理するようです。

もちろん、誰にも彼にも安易に生活保護費を支給することは、いけないことであると思います。その財源は我々の収めている税金ですし、安易な支給は申請者本人の自助努力と労働意欲を滅失させます。何より生活保護費に頼らずに頑張っている人々に大きな不公平感を抱かせてしまいます。生活保護を受けると、住民税や年金保険料、各種公営サービス(住宅や水道、交通機関など)で減免を受けることが可能でして、この点で、生活保護をギリギリ受けれる人とギリギリ受けられない人の間には、大変大きな格差が生まれます。この格差は、カツカツなレベルでの格差ですので、実際の生活では想像をはるかに超えた大きなものです。

これらのことを踏まえて、生活保護制度の今後について、
「申請は簡単に、審査は慎重に、支給は迅速に、継続してヒアリングを」
と思ってしまいました。

ちょっと前にも介護タクシー業者と結託して、福祉制度を悪用していたニュースもありましたが、一度支給が許されると「そのまんま」という支給側の姿勢も、変えていかなければいけないのでしょう。


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のなか通信管理人 * のなかのひとりごと * 23:59 * comments(0) * trackbacks(1) * pookmark

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From 今日の論点!by 毎日jp & Blog-Headline+ @ 2008/02/26 11:56 AM
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