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シンドラー社の思惑?

読売新聞によると、東京都港区で男子高校生の死亡事故を起こしたエレベーターの製造元・シンドラーエレベータ社が、1991〜1993年に設置したエレベーター計52基で、プログラムのミスにより、扉が開いたまま昇降するという重大な欠陥があったと発表した。尚、同社によると、事故機は別のプログラムが使われており、今回公表した欠陥と事故には直接の関連はないという。

何故、同社はこのタイミングで事故機と"関係のない"欠陥を公表したのだろうか?

同社によると、当該エレベーターは、ドアが閉まってから0.25秒以内に「開」ボタンを押すと、ドアが開いた状態で最上階か最下階まで昇降する恐れがあるという。この欠陥は1993年に判明し、同社は49基のプログラムを修正。だがこの際、浦安市と相模原市の計3基は修正リストから漏れていた。また豊島区、八王子市、名古屋市、沼津市の計6基は、同社が2003〜2004年に別の改修をした際、1993年に回収した欠陥プログラムを誤って再び搭載してしまったというからなんともお粗末だ。

この様に少なくとも1993年以降、同社内においてはエレベーターにプログラム上の欠陥があることが既知の事実であったはずなのに、当初の会見でかなり「突っぱねた」ことを言ってしまっていた。意地悪な見方をするならば、今回の事故機の原因も、社内的には既知の事実なのだが、緘口令で保身を図り、同社のすこぶる強気なイメージの払拭、悪材料を小出しにして批判をかわそうとしている等の様に感じる。

この欠陥プログラムを開発したのは同社日本法人で、海外には使われていないというから、海外でも報告されている事例や今回の事故の原因も別にあるわけだ。初動を間違った同社の今後の対応に注目。


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のなか通信管理人 * のなかのひとりごと * 23:55 * comments(0) * trackbacks(4) * pookmark

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シンドラー社、「プログラムミスが原因」の事例発覚

メルマガあり□扉が閉まった直後に『開』ボタンを押すと扉が開くにもかかわらずそのままエレベータが上昇する不具合が一部機種で見つかりました。死亡事故を引き起こしたものにはない不具合であり事故機の原因は未だ不明なままとなっています。<参照元ニュース:...
From 企業レポ速報 @ 2006/06/17 10:42 AM

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From かきなぐりプレス @ 2006/06/17 11:47 AM

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From 共通テーマ @ 2006/06/18 7:12 PM
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