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自衛隊特別昇任如何

読売新聞によると、
防衛庁は、定年退職する自衛官を退職日に1階級昇進させる特別昇任制度を設け、退職金をかさ上げ支給していたとのこと。対象者は全退職者の3割を越え、2003年度は17億円余りの税金が余分に支出されていた。これに対して財務省は、国家公務員一般職の退職時「特別昇給制度」は昨年全面廃止されたが、自衛官の特別昇任は実態を把握しておらず、「今後見直す必要がある」としている。

この報道を見て個人的には、
「改善点はあるものの、特別昇任は認めてあげてもいいんじゃない?」
と思ってしまった。その理由を少し述べたい。

一つ目は、
特別昇任は、自衛隊法施行規則第三十条(特別昇任)で規定されており、それ自体には問題がない。また特別昇任とは別に昨年4月まで行われていた特別昇給は人事院の勧告で廃止となっているので、これも問題はない。

また、防衛庁人事教育局の
「自衛官にとって、階級は単なる役職と違い名誉の称号であり、退職後のOB同士の人間関係などにも影響がある。能力はあるが、定員に空きがなくて昇進できなかった人の功労に報いるため行っている。」
というコメントにある程度妥当性を感じたことがもう一つ。

では問題は何かというと、特別昇任に伴う退職金の増額とその適用範囲ということになる。本当に功労のある人には、退職金の増額は行ってしかるべきだと私は思う。例えば、イラク復興支援第一陣のひげの佐藤隊長(わかるかな?)とかね。問題の本質は全退職者の3割以上もがこの特別昇任を受けていること。現在、特別昇任資格要件として昇任前の階級で一定年数を勤務していることや勤務評定(A〜E中)「Cの上」以上であることなどが定められている。この基準が甘いんだな。

新潟中越地震やインド洋大津波など(もちろんイラクも)の被災地で活動する自衛隊員の姿を見ていると、ちょっと自衛隊贔屓かな。
のなか通信管理人 * のなかのひとりごと * 22:52 * - * trackbacks(0) * pookmark

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