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野茂の200勝に思う

メジャーリーグ・テビルレイズの野茂英雄投手が日米通算200勝を挙げた。

昨日イチローが日米で1000本安打を記録したが、私的にはそれに比しても実に偉大な記録だと思う。「何が偉大か? イチロー、凄いじゃないか。」当然のご意見であるが、「メジャーリーガー野茂」なしにはイチローもゴジラもメジャーでこのように活躍していなかったであろうことが何よりも偉大な存在であり記録なのだ。

思い起こせば、平成元年。ドラフトで当時史上最多8球団が重複しての指名で近鉄入り。プロ入りしてからは最多勝や奪三振などの投手タイトルを総なめし、仰木監督の下でその素質を余すところなく開花させていった。監督が鈴木啓示氏に替わり、なんとなく野茂が楽しく野球をやっていない状態、それに伴う体調不良が傍からとれて見えた1994年のシーズンオフ。それまでも口にしていたメジャーへの移籍を実行に移す。一口にメジャー移籍といっても、当時は前例もルートも皆無。いろいろ物議もかもしたが、野茂は選手生命を賭けて自分を通した。

メジャーに移籍してからは「トルネード」や「ドクターK」のニックネームでスト明けので人気の落ちていたメジャーの人気をさらった。1年目でのオールスターゲームへの出場、ノーヒットノーランなど晴れの日もあれば、怪我や成績が思うように上がらずのマイナー落ちや所属球団が決まらないでの開幕といった雨の日もあった。私もその都度、励ましてもらったり、エールを送ったりもしたものだ。

そんな野茂にとって、今回の日米通算200勝(日本78勝・メジャー122勝)は通過点でしかないのだろうが、私の方が何か特別なものを感じてしまい目頭が熱くなる思いがした。比較的安易な気持ちでメジャー挑戦や移籍を口にする選手が増えてきているように見受けられるが、「ほんの10年前。野茂のメジャー移籍の時は、本当に選手生命を賭けなければいけない程大変だったんだよ」と老人の昔話のように呟いてしまう。

野茂さん、本当におめでとう! これからも1勝でも1試合でも1日でも長くメジャーリーグに貴方の足跡を残して下さいね。
のなか通信管理人 * のなかの野球日記 * 23:46 * - * trackbacks(0) * pookmark

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