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円高とデフレーション

Coca-Cola1ドル=86円台の円高と、経済のデフレーションというニュースがはびこっておりますが、今販売されているコカ・コーラの2Lボトルを見ることで実感する今日この頃。

アメリカ由来商品のひとつであるコーラの実質的な値下げ。量を増やしても売価を下落させたくないメーカーの思惑と、買価が実質的に下がっても消費に結びつきにくい現在の景況。

なんだかとても現在を象徴している商品だなぁと私は思います。


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のなか通信管理人 * のなかの経済痛? * 17:30 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

iPhone 3G

アップルの携帯電話「iPhone 3G」がついに発売されました。

「iPhone」の何が凄いって、多分この操作感なのだろう。

携帯電話の製品性能が成熟した中で、デジタル機器の操作にアナログ感覚を上手に融合したところにこの製品の優位性があると思った私。これって、リモコンの革新性のためにバカ売れした任天堂Wiiと似ている気がします。

携帯電話として考えるともう携帯電話の域を越えている気もしますが、一方で「お財布携帯」や「ワンセグ」が標準搭載となっている国内メーカー製の携帯電話に比べると単純に劣るような気もします。

既存の携帯電話メーカー各社がこの製品をどう捉えるのでしょうか?

日本人特有の「製品を模して昇華する」性質が発揮されるならば、停滞気味だった携帯電話市場に面白い製品が投入されるための起爆剤となるのかもしれません。


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のなか通信管理人 * のなかの経済痛? * 23:59 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

日通ペリカン便の落日

1977年に始まった日本通運の「ペリカン便」サービスが終了を迎える様です。
「ペリカン便」引退 日通、「ゆうパック」に一本化 (朝日新聞)
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/K2008051801540.html

私が高校生だった1980年代後半まで、バイトをしていたセブンイレブンで扱っていた宅配便サービスは、ペリカン便だったのです。あの頃のペリカン便は、仕事が雑だと言う仲間内の評判はありましたが、今よりも勢いがあり、クロネコ宅急便と結構角逐していたのです。この両者が競ったことで、今では当たり前の様になっているサービス(クール便やレジャー便、時間帯指定や追跡サービスなど)が開拓されてきたのです。

しかし、近年ではサービスの質の差のためか、個人市場をクロネコヤマトに奪われ、法人市場を佐川急便に占められ、CMで新幹線を運ぶ姿を誇らしくPRしている日本通運の行く末がやや気になっていた筆者ではありました。

昨年10月以来、日本郵便と日本通運の間では事業統合の合意がなされていましたが、今回、民営化と同時にシェア獲得を狙う日本郵便と、非採算部門であるペリカン便を持て余す日本通運の間で利害が一致し、ブランドを「ゆうパック」に統合していく方針が固まったようです。

宅配便事情にやや詳しく、こんなことをやっている私としては、大手による寡占化が進むこの業界に対してやや不安を覚えずにいられません。

上に書いた様に現在の宅配便のサービスは競争によって生み出されたものが多いので、寡占化が進むことによって競争が鈍化し、サービス向上や流通価格などに悪影響があるのではないかと懸念しております。

大手企業による事実上の寡占化は、振り師の思う壺ではないかなぁ…。


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トヨタ売上高世界一、ここが絶頂!?

トヨタ自動車が発表した2008年3月期連結決算によると、売上高が前期比9.8%増の26兆2892億円で、米ゼネラル・モーターズ(GM)の売上高(20兆円弱)を上回り、初めての『売上世界一』の栄冠を獲得しました。営業利益も前期比1.4%増の2兆2703億円となり、7期連続で過去最高を更新し、純利益は前期比4.5%増の1兆7178億円で、これまた6期連続で過去最高を更新しました。

トヨタ売上高世界一、米GMを初めて上回る (読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080508-00000034-yom-bus_all

昨年のこの時期もトヨタ自動車の決算について書きましたが、今期は売上高こそ世界一になったものの、サブプライムや終盤の円高基調のせいもあり、2007年3月期ほどの伸びを果たせませんでした。それどころか、来期2009年3月期の業績見通しは、売上高が4.9%減25兆円、営業利益が29.5%減の1兆6000億円、純利益が27.2%減の1兆2500億円と大幅な減収減益を予想しています。

サブプライム問題による北米の景気減速に伴う売上減少や円高、BRICsなど新興勢力の伸張に起因する世界的な原材料価格高騰など、来期はどう見ても外部要因が悪いと言うことなのでしょう。

渡辺捷昭社長は
「右肩上がりで来た体質をもう一度見直し、徹底的に無駄を排除する」
と語っていましたが発言だけではなく、発行済株式の0.95%に相当する3000万株の自社株買いを株主総会に提案するそうで、『大トヨタ』がこのような経営判断ですから、来るべき冬は相当に厳しいものとなりそうです。

とは言え、2009年3月期の想定為替レートは1ドル100円、1ユーロ155円とのことなので、為替相場の動向によっては、思わぬ結果が出てきそうな感じも無きにしも非ず。本来ならば好決算に酔いたいこの一年が、トヨタにとっては正念場のようです。


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スタグフレーションへの道?

公定歩合0.25%緊急引き下げ=ベアー資産担保に3百億ドル特別融資−米FRB (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080317-00000030-jij-int

大きなニュースが今朝異例のタイミングで発表されました。直後から米株先物や金利は上昇したものの、ドルの信用不安は払拭できなかった様で、一時1ドル95円台までドル安が進行しました。公定歩合を引き下げても米国経済の先行不安感は払拭出来なかった様です。

この事態を傍観した私としては、見えてはいけないスタグフレーションへの道が見えた気がします。

スタグフレーションとは、物価の上昇と不況が並行して起こる経済現象ですが、身近な例としては、1973年の第一次オイルショックと1978年の第二次オイルショックが挙げられます。

特に1973年から起こったトイレットペーパーが売切れたシーンで有名な"石油危機"では、1バーレル3ドルだった原油価格が4倍近い11.6ドルまで上昇してしまい、この上昇分があらゆる製品価格に転嫁され、日本では年率25%近い物価の上昇(インフレーション)を招きました。さらに物価の上昇があまりにも大きかったため、消費や生産が大きく冷え込み、高度成長を続けていた日本経済が一転マイナス成長に引きずり込まれるほど衝撃を受けた訳です。

スタグフレーション下では、下手な景気刺激策はインフレの増大となって逆効果になるので、減税などで消費を刺激したりと経済の舵取りに苦心する様になるのですが、現在の原油価格の高騰や世界経済を牽引していた米国経済の急減速が、オイルショックの前段階と酷似している様な気がして仕方がありません。

まだ日本経済の消費や設備投資が落ち込んだ経済指標は出ていませんが、多くの商品に波及している物価上昇、内部留保に努める企業の為に増えない可処分所得と社会保障を含めた先行きへの不安感、これにアメリカ経済という外部環境が悪化してしまえば、近い将来スタグフレーションと言う出口の見えない蟻地獄に陥りかねないと横須賀の小市民はドキドキしています

どうぞ杞憂となりますように。


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円高で1ドル100円突破

東京円、12年5か月ぶりに1ドル=100円突破(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080313-00000030-yom-bus_all

年初比較で対ユーロで5円高、対ドルで9円高ですから、確かに円高が続いています。

円高進行など嫌気し、昨年来安値更新
http://biz.yahoo.co.jp/column/tpc/080313/080313_vbiz010.html

急な円高進行に材料の乏しいマーケットは敏感に反応しました。輸出企業のドル建て決済(売上)には大きな影響がありますが、これが本当の円高ならば原料の輸入(仕入)には円高が効いてくる筈ですから、この程度の水準では、すぐに企業業績が悪化するという懸念は尚早でしょう。

今回の円高は、日本自体の生産性の減退が起因している訳ではなく、サブプライム関連で欧米が相対的に減速したために起こったものですから、むしろサブプライム投信で出遅れた日本が「不幸中の幸い」と思いたいくらいです。急ブレーキ、急ハンドル然り、”急な”円高はもちろん危険ですが、1年前に比べて対ユーロで1円安、対ドルで16円高ですから、急な円高と言うよりも『急なドル安』の動きが顕著な訳ですね。

NY原油、110ドル突破=ドル安で6日連続の最高値(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080313-00000015-jij-int

なんていうニュースもあり、投機資金の流入場所となったアメリカの原油価格はこのところ高騰するばかりですが、日本の原油価格である東京市場のドバイ産原油価格は昨年11月から高値安定といった感じで推移しています。これだけで結果を導くのは拙劣ではありますが、アメリカ発のサブプライム問題、アメリカの景気減速懸念、為替相場、原油価格と多分にアメリカ経済の不健全さに端を発して、ドルの購買力(価値)が下がっているのだと思えます。

ところで、このところまた上がったガソリン価格への厭味ではありますが、為替相場が原油価格に反映されるのには時間がかかりますなぁ


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のなか通信管理人 * のなかの経済痛? * 22:13 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

何を食べれば良いのか…

政府が国内製粉会社に売り渡す輸入小麦価格が、4月から現行比で30%程度引き上げられる可能性が高いようです。

小麦、4月に30%値上げ=パン・めん類に影響−農水省(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080130-00000101-jij-pol

日本で使われている小麦の約87%は輸入小麦なのですが、その価格は昨年4月に1.3%、同10月に10%上がっていました。今回の値上がり幅はこれらを大きく上回るので、パンやめん類などの基礎的な食品価格に大きく影響を及ぼしそうです。

せめて安全で安価な冷凍食品を賢く使って、家計をやりくりしようと思えば、こんなニュース。

<中国産ギョーザ>リスク低い冷凍食品の中毒に衝撃 厚労省(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080130-00000122-mai-soci

中国産の生鮮野菜は敬遠して久しいですが、加工品、特に冷凍食品となると、あまり原産国を意識していませんでした。

以前にも韓国のとんでもない餃子が話題に上り、一時期加工品の餃子は避けていましたが、輸入餃子は鬼門ですね。
ダンボール肉まんは論外ですが(笑)


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日経平均14,000円割れ

サブプライム住宅ローン問題に端を発した米国景気の先行き不安に加え、円高による国内企業の業績悪化懸念で国内株価が下げ止まらないようです。

ここしばらく悪い指標が上がっているにもかかわらず、どこか呑気な財務相が「基本的には景気回復基調が続いている」などという楽観的なコメントをするのが信じられませんでしたが、政治で経済は救われない感じが漂っています。そんな雰囲気が肌で感じられてしまうことが、先行き不透明感に繋がり、市場に反映されていると言う感じがします。

またニュースなどでも、新興市場をはじめとした国内市場の不況っぷりが報道され、こうしたアナウンス効果によっても、積極的に「買う材料」が皆無なのですから上がるわけがありません。

蕪(かぶ)を両手に持って、「株上がれ!」と叫んでいた故・小渕元首相が懐かしく感じられます。首相にもこれくらいのパフォーマンス力があればねぇ…。あ、万事にやる気がないから仕方がないか…。本当に困ったものです。


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統合ブランド「パナソニック」

松下電器産業の大坪文雄社長が今年10月に社名を「パナソニック」に変更することを発表しました。同時に白物家電などに使用されている「ナショナル」のブランドも廃止し、全世界的に「パナソニック」のブランド力強化を進めていくそうです。

このニュースをとても自然な流れと受け止めました。私も中古家電を扱っているので、ラジカセやコンポ、テレビやビデオなどは「パナソニック」、洗濯機や冷蔵庫、炊飯器などは「ナショナル」と言い分けるのは面倒なので、どっちも「松下」と呼んでいました。しかし、現状で若年層を中心に「パナソニック」がメジャーブランドであって、”Panasonic≠National≠松下”という若者が多いのも間違いのないところでしょう。

人も企業も生き物ですので、「生々流転」と言う言葉の通り、その時その時で変わっていく宿命にあります。ですから、松下電器産業も「今」の状況に合わせた生き方をしようとしたのだと思います。ストーブの事故もありましたが、この事故による「松下」のイメージダウンも、少なからずこの動きを加速する原因となったのでしょう。

一部には創業者”松下幸之助”離れを危惧する意見もありますが、すでに個人企業を超えた「大松下」となって久しいのですから、そのような心配はないと思います。ただ「企業は家族」といった氏の経営理念は、今後「パナソニック」に移行しても生き続けていくのではないかと思ったりもします。

なんのかんの言っても、個人的には「パナソニック」の信頼度は高く、我が家の家電の多くはパナソニック製とシャープ製だったりします(笑)。


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バイオ燃料について

夜にTBS系のブロードキャストニュースを見ていたのですが、特集でバイオ燃料について放映されていました。

以前から食料をつぶして燃料にすることに批判的な私ですが、バイオ燃料に一気にシフトすると、様々な負の影響を及ぼす危険性をはらんでいるようです。CO2の排出量や温暖化防止策の狭間で、狭い範囲で見ると上手く言っているようでも、地球規模で見ると逆効果だったり。

天然資源が全く枯渇してしまっている訳でもないのですから、バイオ燃料への急速なシフトの必然性は感じないのですが、このところの原油市場の過熱ぶりや、中国をはじめとしたBRICs諸国の経済成長などから需給逼迫懸念が、その追い風となっているようです。

冒頭にも書いた通り、食べ物を燃料にすることにすごく抵抗があるのですが、もしバイオ燃料の必然性があるならば、個人的には、
「今こそ遺伝子組換え穀物の出番でしょ」
と思ったりしました。

既存の食物用作物と交配しないように配慮した上で、収穫量が多く、病害虫に強い(不味い)品種を遺伝子組換えでできないものでしょうか。燃料になる穀物は食用ではないのですから、巷で敬遠されている遺伝子組換え作物をここにこそ投入するべきなのではないかと、普通の市民である私はこっそりと思っております。

収穫量が増えることで土地が痩せたり、食物連鎖の問題など、これはこれで不都合はあるのでしょうけれど、食べられる物をつぶすよりは良いような気がします。

もっとも、門外漢の浅知恵かもしれませんがね(笑)。


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